***  オークションは宝の山   ***

再利用を目指しています

オークションサイトで、古いのこぎりが出品されているのを見ます。   オークション出品の画像を私宛に添付したメールを下さる人がいらっしゃいます。
画像を一見して「これは使い物にはならない。」 と判るものが有る反面、   その人の使い道をお尋ねした上で、感じたことを返信します。
目立てを施すことにより、「まだまだ使えますよ!」 とか 「お買い得ですよ!」と   入手した上で、目立て依頼をする人も いらっしゃいます。
物色している人が居たら教えたいと思うことがあります。   目立てを施した鋸を納品し、実際に使用した感想と写真を送ってくださる
現在では製作不可能な鋸も有ります。   人が居て,「役に立てた!」事を実感した、私の喜びは大きいです。
「処分されては勿体無い!」  

「これも自分の役目ではないか?」 と思うようになりました。

サイトで見た鋸が自分の用途に適しているか?  とか   ノークレーム・ノーリターン」は怖いですね。
使い物になるだろうか?   等と感じられましたら   目が欠けたり割れている箇所が見えたら注意!
その画像をメール添付で私宛に用途などのデータと共に   自分で摺り込む目立てが出来るなら 可 デスガ,,,,,
送ってくださればしてくだされば、判断し得る限りで返信します   鋸を知らない出品者が居ることは念頭に置かねばなりませんね。
掲載されているページの URLを記してあればチェックできます   その鋸の目が縦挽き?横挽き? 判断できない出品者人が居ます。
     

オークションサイトで落札し、送られてくるのは、下の写真状態が多いんです。

上の2枚は「安定している黒サビ」ですから磨きをしませんが、

下のような鋸は支障の無いように、錆落としをします。

私が落札した中に下の写真のような鋸も有ります。これは数枚をセットにして出品されていた中に

混入していた鋸です。 他の鋸を活用したいので”折れ目鋸は処分する”心算の落札でした。

 

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「オークションに出品されている鋸は古いので使い物にならないのではないか?

との 質問を受けます。 私が決まって答えるのは

 「トンでも有りません。昭和40年頃に機械による大量生産が始まる以前の鋸は
  良質の鋼材を使って職人さんたちが懸命に仕上げた鋸です。
  時代の変化で使われなくなり物置などに放置されていた可愛そうな存在です」 と答えます。

 問題は、長い年数により{鋸の知識}を持たない人・業者が出品している事実です。
 「刃が折れているにも関わらず目の拡大写真を掲載しない品は避けるべきです

 間違いなく、今では製作不可能な鋸たちが「活用して欲しい~!」と叫んでいます。

 問題は、刃が機能する状態になっているか? 目立てが必要か? です。

 鋸身の黒い肌は{安定した状態}であって、錆とは捉えないで下さい。
  ただし! 赤っぽいサビはサビ始めた状態です。

急! 上記、「安定したサビ状態」とは何ですか?  問い合わせが有りました。

 

錆が出ているのに放っている。背部の黒い

処が全体に広がれば落ち着いて「安定」

 

浅い錆が目立って居ます。

これが深くなると鋸身が弱くなります。

上部に掲載した、黒い肌を持って居る鋸を落札しましょう!

 

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オークションサイトを見ているときは、古い鋸しか見ていません。

隠れた タカラモノ を再生する喜びを求めています。

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落札した鋸に手を加えている時、その鋸を作っている先人鍛冶屋職人さんたちの

多種作業に従事している様子を想い浮かばせてくれます。

長期間、日の目を見ないで、今 処分されかねない状況から幸いにして

ネット時代なればこその、オークションに出品されました。

現在では製作不可能と思える鋸を探し入札→落札→手直し→目立て→「良し!」

 

ものにならない状態の品も時折、有りますが覚悟の上です。

鋸身に支障が出ない程度の錆除去後、狂い除去・曲がり修正をしてから

目立てに移ります。一挙には出来ません。裏から、表から,,,,繰り返しが必要です。

落札後の

目の修正を

左の星から

ご覧下さい

採算を考えたら、やる気にならないと思いますが、「仕事が出来る」

その気持ちが、私をやる気にさせています。 これは後で気づきました。

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お買い求め下さった人からの感想メールが励みになっています。

 

私を友人・知人と捉えて利用してください。

50年以上の経験が、お役に立てば幸いです。

このページに掲載しますが、うっかりして売れてしまったまま消さないで居る時が有ります。

ご容赦願います。

 

最近では「マド鋸」、「大きな鋸」よりも、要望が多くなっている

ガガリ鋸” に力を入れています。(縦挽きです)

現在では手に入れることが出来なくなっている「ガガリ鋸」が鋸鍛冶である私でしたら

横挽き鋸の刃を「縦挽き刃」に修正できますし、鋸身の狂い除去も出来るのですから

運良くサイトに出品された先人職人さんの作品を活用出来る!

お買い上げ頂く度に、この考えは間違っていなかったと確信しています。

 

下の写真は、新品です。 刃渡り 1尺3寸

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三条での修行中に業者の皆様に同行させて頂き、脇野町(現長岡市)の

鋸鍛冶屋さん、数軒を見学することが出来ました。 その中の一軒に、「金蔵鋸鍛冶」様がありました。

世の趨勢、その町には 一軒も無くなったと耳にして驚愕したものです。

その金蔵鋸が、ヤフオクに出品されており、すかさず落札し、刃を「ガガリ鋸」としました。

上図 下が金蔵鋸穴挽き鋸です。 上のケースの上に置いたのが縦挽き目に直した鋸。

無くなりました   御理解頂けて、2枚同時に お買い上げ頂きました。

現在は在庫無しですが、「穴挽き鋸」としては出品されていたようですから

当方都合が良い時に落札し「ガガリ刃」に修正する心算です。

入手できました! 直ちにガガリ刃に修正しました。  @¥4,500

 

広幅ガガリ鋸 尺6寸 手曲がり

   銘は「中屋源兵衛作」

出品された鋸は 横挽きでしたが、この広い幅を活かすには

縦挽きであるべき! と 縦挽き刃に摺り直しました。

 お買い得です。 ¥8,000

 鍛冶屋ならではの用途変更でした

 

下は昭和初期頃の製品でしょう。

横挽きのバラメ刃を縦挽き刃に摺り直した鍛冶屋仕事です

 < 目の細かさ >  細かい加工作業

 絶好といえます。

 @¥5,000

刃渡り 33.2cm

 手伸び ガガリ鋸

下の穴挽き型ガガリ鋸

 目の粗さを比較して下さい

 

下は、昭和中期でしょう。

手伸び穴挽き型 ガガリ鋸 刃渡り 1尺1寸(¥5,500)と  1尺2寸(下)無くなりました。

 

  上の穴挽き型 ガガリ鋸

目を拡大してみました。

  これ程の、薄さに

 割り切る事が出来ます。

   打ち込まれている

  刻印は

 「白熊精錬」 です。

 柄は取り付けします

 

下に{角型手伸びガガリ鋸}を紹介しますが鋸身が薄仕上げですし

写真で解るように目が細かいので 加工作業向きです。

角型ガガリ鋸 刃渡り 1尺4寸(¥6,000)と 1尺3寸(¥5,500 )です。

1尺3寸に錆が見えていますが支障が出るほどでは有りません

目を拡大しました。

シッカリと銘切り鏨を使っています。

 

 

撞木柄 (しゅもくえ)

北斎の作品に「富士山を下に配置して大工さんが鋸を使っています」

手にしている鋸の 柄は 撞木柄 です。

知人の大工の親方に伺ったところ「力が加え易い」との事でした。

 

下の落札品を掲載したところ、たちまち販売となってしまいました。

 

ヤフオクで見つけた撞木柄の刃渡り1尺2寸のガガリ鋸です

  先幅 13cm

元幅  9cm

柄の長さ 21cm

無くなりました

  試し切り

バッチリでした

価格は¥6,000

落札は間違って

いませんでした

  表面を綺麗にして

本目立てを施しました

木工で活用出来る

方に、お薦めです!

これも納品済みになりました! 

秋田の鍛冶屋さん 中屋清一郎作の撞木柄の刃渡り1尺2寸5分のガガリ鋸です。

オークションサイトページでは強く見えましたが何といってもが広い

これは、なんとしても活用出来るべく手を加えたい。

配達された鋸の状態です。中央部の幅は 4寸2分で、刃渡りは 1尺2寸5分

錆は、サイトで見たとおり、やはり深くなっていますが機能するには 充分!

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鋸身の、縦・横に 狂いが在りましたが、鍛冶屋には問題なし!

先ずは、錆落としから開始しました。その後は 「狂い除去」。これも鍛冶屋の楽しみ所なんです。

これが、錆を除去して狂いを取った状態。

   見えている錆を無くすには、相当に削る必要があります。

    厚みの現状が縦挽き作業には必要として、敢えて削りませんでした。

連日、捜しました!

日数は掛かりましたが、 4枚の「撞木柄鋸」を落札できました。

刃が、「横挽き」でしたので覚悟の楽しい作業!

4枚とも「ガガリ鋸」に仕上げました。

刃渡り 尺1寸(33cm), 広い部分の幅は 11〜13cm

この広い幅が私の食指を動かしました。「絶対に ガガリ鋸に!」

 

3枚が

撞木柄

1枚目も

柄が有ります

刃部が丸みを持って居ることで

木材の平面から切り込むことが

出来るんです?

 少し下部の 2カット掲載を

 ご覧下さい。

 
尺2寸と

比較した

(上)尺1寸

細かい目

重宝します

価格は、錆の程度によって、¥5、000 〜 ¥6、500 です。

手間賃として頂きます。

< 太鼓型のガガリ鋸で木材の平面を切ってみました! >

 
 

板取りの際は都合が良いですね。

墨を入れて、その線上を辿れば良い、楽でした。

 

今後もオークションサイトをチェックし、活用出来る品を捜します

数が少ないので「早い者勝ち」を了承願います。

下の写真は、落札した「2尺マド鋸」と「1尺8寸マド鋸」 です

   
本目立てをして

 柄を取り付けます。

 2 尺 − ¥15,000

 尺8寸ー ¥13,000

尺8寸は、お買い上げ頂き

 無くなりました

 
左が2尺で、同町内の鍛冶屋さん銘、

 右は尺8寸(伊藤某)です

 

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巨木に対応するべく落札しました。

上が

刃渡り 2尺の

ガガリ鋸です

これだけの幅は

 真っ直ぐに挽く

 のに効果

 ¥15,000

 
     
左上が落札品

刃渡り 1尺9寸

マド幅は充分です

 ¥14,000

 

新たな柄は入手できませんので、柄は使用していたままです。

そのままでも良し、テープ巻きも良しデス。

今後の入手は難しいと考えています。

 

下の写真は<縦挽き目>と<横挽き目> の違いです。

オークションで落札した人が、

縦挽きだと思ったが横挽きでした」 と

 縦挽き目への修正依頼をして来て応じたことで

喜んで貰えました。

シッカリ 確認をしましょう。 勿体無いですから。

下の2枚は「縦挽き刃」です

   

鋸身の色を見て「光ってないから駄目!」 は大きな間違いです。

赤サビではない安定した肌と捉えてください

   

   写真の物指しは2尺です 

 2尺2寸のマド鋸と 

 1尺6寸大鋸(オガ)です

 依頼者は落札後に出品者に 

 預かってもらい、私宛に

  直送して送料負担を

  軽くされました。感服 !

目立てを喜んでくださいました。

     

刃部に強い(深い)錆が有る鋸は”使うため”には不向きです

  刃部に 割れが見えたら危険!

オークションサイトを見ていますと、目が折れている鋸が有ります。

出品者が素人なので写真で判断してくださいと記しています。

インテリアとするのが目的でしたら良いのですが、

「活用する事」の為の入札の際は、画面表示が ドット抜けになるほど

拡大してチェックすることが重要です。

目立てを自分で施すなら良いのですが、,,,, ウッカリが 高く付く事が無いように!

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近隣の街の金物屋さんが「売れ残りの鋸が有る」というので見に行きました。

倉庫に有りました。 見るも無残!  茶色になった新聞紙で包んでは置いたのしょうが

その大部分は中身が見えていました。 赤錆が驚かせました。

物を仕入れて販売する商人と、使って貰える品を作る職人、、、根本的な相違点が見えました。

50歳代の御主人は 「ネットで、たまに売れる」。

良い状態の鋸をチェックしましたが、目立てを施さなければ”即使用に はならない状態でした。

譲って頂けたら買い求めて <使用可能状態> にして、このページに

掲載する心算でしたが、強い違和感を感じ、お暇しました。

あれらの品を購入した人が使って感じるのは「会津の鋸って駄目だ!になるのが怖い!」です

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